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先輩社員
の声

2013入社  
技術部 初期流動課

伊藤 雅一

金沢化成を選んだ理由

私は以前の職場で、海外工場の教育指導や
技術支援などの仕事の経験があります。
その時に日本と外国とで、ものづくりに対する姿勢の違いを知り、
日本人が持つ、ものづくりに対するこだわりの強さを改めて知りました。
「もっと日本の技術を知りたい」「もっと匠の技を知りたい」、
そんな思いを強く感じたのを今でも覚えています。
日本国内のみで生き残れる、国外では難しい技術を持つ企業に
興味を持つようになりました。
ある日、知人からスーパーエンプラを得意とする金沢化成を紹介され、 そこではじめてスーパーエンプラの難しさ、その基となる金型の精密さ、 今まで培ってきた自分の技術が崩れた気がします。
プライベートでは第3子が生まれる事もあり、
今後の安定した生活、自身の技術向上を目指し、
確かな品質、技術を持つ金沢化成に入社を決めました。
『技術は日々進歩する、立ち止まるな』怠けそうになった自分に言い聞かせる言葉です。

業務内容

金型の設計から製作、改造、修正をメインに行っています。
その他にも製品追加工用の固定治具、加工用NCデータ、製品検査治具、ゲートカット冶具、製品組立治具なども構想から製作まで一貫して行っています。
「外に出すより社内の方が安心できるね」こんな言葉を頂いたときもあります。
感激しました。CAD/CAM、マシニングセンター、放電加工機、汎用工作機械を操作して製作出来るものは何でも製作しています。
私の業務はマシニングセンターに特化しており、メインで操作している安田工業製YMC430は0.001mm単位での寸法精度が狙える、日本でも有数な最高精度のマシニングセンターです。
だから当然、製作したもの全てが最高品質です。
「想像を形に」「命あるものへ」、まさにものづくりの理想的な職場です。

印象的だった仕事

我社の製品は、寸法精度が非常に厳しい製品ばかりで、製品の基盤となる金型は更に厳しい寸法精度が要求されます。
製品の変形に合わせて金型の部品を変形させ、製品の寸法を満たさなくてはなりません。
そのため、金型部品の寸法精度は0.001mm単位で変形させる必要があります。
寸法補正をした部品は非常に複雑で、設計を終えた後に「本当にこんな形状通りに部品を加工できるのか…」と不安が過ります。
そんな複雑な形状をした部品を加工後に測定し、設計通りに寸法が合致したときの喜びや充実感は言い表しようがありません。
形状が複雑であればあるほど達成感は比例して得られます。
この仕事をしていてよかったと思える最高の瞬間でもあります。

仕事をする上での自分ルール

自分ルールは【常に確認】です。 私の仕事上、一瞬の不注意がミスに繋がります。特に細かい数値入力が必要な設計や、NCデータ作成は細心の注意が必要になります。
その他にも、加工段取りの正確さ、加工後の寸法確認、金型の正確な合わせ作業、調整、全てに於いてミスが許されません。
二重、三重に確認をしてミスを発生させないよう、常に集中しています。
一つミスをすれば今までの工程が無駄となり、多大な損失を被ります。
作業に慣れず、初心にかえる事を心にとどめて、常日頃から仕事をするよう心掛けています。

先輩社員
の声

2013入社  
技術部

角田 豊

金沢化成を選んだ理由

私は大学時代、特に働きたい仕事などもなく、就職活動を行っていました。ただ、人と喋ること、旅行が好きだったこともあり、全国各地を回れる営業ができる会社ならどこでも良いと考えていました。
その中で、『金沢化成』という会社を知り、工場見学に参加しました。正直、製造業は単純でつまらない仕事というイメージでしたが、金沢化成の行っている仕事は、他社が真似出来ないような特別な技術があり、その技術力は、国内随一という事を知りました。
また、見えない部分ではあるものの、身の回りにも多くの製品が使われていることを知り、陰ながら皆様の生活を支えていることや、その中でも欠かせない重要部品を作っているという部分に惹かれ、当社で働きたいと考えました。

業務内容

現在は、東京、神奈川、埼玉、福岡、群馬のお客様の営業担当をしており、週2〜3回程お客様の元へ出向き、営業活動を行っております。
業務内容の中心は、既存のお客様への対応になります。新製品などの見積もりや、受注した製品を量産化するまでのスケジュール管理、量産品のトラブル時の対応など、多岐に渡ります。
また、お客様が開発検討している製品に対して、より作りやすい形状などを、成形メーカーの視点で提案させていただき、一緒になって一つのモノを作りあげていきます。
お客様の声を直接聞く機会が多い営業は、お客様の感情や想いを社内のメンバーに共有することも重要です。社員がお客様と同じ思いで、真剣に製品を作っていくことで、その想いは製品に乗り移り、製品が作品になると信じています。完成した”作品”をお客様にお届けすることが、私のもっとも大切な仕事です。

これからチャレンジしていきたい事

当社は、同業の中でも日本随一の技術力を誇ります。しかしながら、群馬県の小さな企業という事もあり、知名度が高くないというのが実情です。
今後は、より多くの企業様に当社を知ってもらい、少しでも多くの人に、日本のモノづくりの素晴らしさ、技術力の高さを知ってもらいたいと考えています。
また、当社の製品は、皆様の身の回りの製品に多く使われていて、その中でも無くてはならない重要な製品を作っているという事を、多くの方に知っていただき、更に、若い世代の方々にもモノづくりの楽しさや魅力を発信していきたいと思います。
No.1ではなくOnly oneな企業を目指しています‼

仕事をする上での自分ルール

私の自分ルールは、”お客様を喜ばせる”ことです。与えられた仕事をこなしたり、今までと同じことをしているだけでは、お客様に喜んでいただく事は出来ません。
求められている内容以上の対応するのはもちろんの事、結果を示すことで初めて喜びを感じていただけるため、常にお客様の立場にたって、行動するよう心掛けています。例えば、メールで済むような内容でも、直接出向き顔を合わせてお話することや、電話で話すことで、お客様との距離を少しでも近づけられるよう努力しています。
良い製品を作りたい、という共通の目的に向かって仕事をするお客様、私達は1つのチームです。1つの目的を成し遂げ、チーム全員が、最高の喜びを感じられるよう、日々邁進していきます。

先輩社員
の声

2016入社  
技術部 生産技術室

宮澤 貴嗣

金沢化成を選んだ理由

金属の樹脂化に惹かれる

入社する前は、金沢化成の名前すら聞いたことがありませんでした。
昔からものづくりに興味があり、合同企業説明会で製造業の会社を探していた際に、偶然見かけたのが出会いでした。
いざ説明を聞くと、会社のメインテーマが「金属の樹脂化」であるとのことでした。
生まれて初めて聞いたワードでしたが、金属を樹脂に置き換えるということは、生産時のエネルギーが低減され、同じ形でも軽量化・低コスト化、防錆等のメリットが多く、非常に将来性のあるテーマだと感じたことを覚えています。
また、海外に進出せず、群馬県で奮闘し続け、国内オンリーワン企業を目指すという企業の方針も魅力に感じました。
会社見学会に参加した際には、社員の方々の爽やかな挨拶や仕事をしている雰囲気、そして社長の熱意溢れる社訓の説明を受け、この会社にしようと決めました。

業務内容

利益の追求

製造部に所属していますが、私の仕事は製品を作り直接的に「売上」を生み出すのではなく、
より効率良く生産する為に改善を行い、今までよりも多くの「利益」を生み出す為の仕事をしています。

簡単に考えれば、利益とは売上からコストを差し引いた値である為、より利益を生み出すには、 売上を上げるかコストを下げるかの2通りしかありません。
私の主な仕事は後者であり、今までと同じ時間・労力でより多くの良品を生み出す為の工夫を行います。
例えば1サイクルで1個の製品が完成していた工程を、同じ1サイクルで2個完成させる方法の確立や、人が手作業で行っていた工程を、機械に置き換えることで生産効率を向上させています。

「時は金なり」という言葉がありますが、企業の生産活動ではまさにその通りであると思います。
1日の労働時間内にどれだけ多くの良品を作ることが出来るか、その為に何が出来るかを考え、利益の追求を行っています。

仕事をする上での自分ルール

毎日合格点以上

私の自分ルールは、「毎日合格点以上」です。例えば1日の合格点を80点以上とすると、週5日稼働なので、一週間の合格点は400点以上となります。
学生の頃はその日の「気分」によって120点の日もあれば30点の日もありました。
120点の日が3日と30点の日が2日でも、一週間の合格点以上となりますが、一人のプロとして働く社会人には、合格点以下の日が一日でもあってはならないと考えています。毎日合格点以上を継続する為には、睡眠時間などの体調管理、出社してからのスケジュール管理、ONとOFFの切替え等、自分の管理を自分で行う必要があります。
ここまで出来てやっと社会人としてのスタートラインに立つことができ、仕事をする権利を得ると考えています。 社会人として、毎日合格点以上を出すのは当たり前の事ですが、それを継続することこそ難しく意味のある事だと考え、自分ルールにしています。

印象的だった仕事

仲間と行うものづくりの愉しさを知った

4部品を組み合わせて1つの完成品になる製品があり、それらを組み立てるのに必要な装置を、機械メーカーに頼むのではなく、自社の社員のみで作製し、社長に努力賞を頂いたことです。
従来は手作業で組立てていた為、必要な部品の組み忘れや手間がかかることにより、非常に生産能力が低いという問題点がありました。
作製した装置では、必要な部品が無ければ装置が作動しない工夫を施し、絶対に不具合品を流出させない仕組みをつくりました。また、部品を装置にセットし、ボタンを押すだけで完成品にすることが出来るようになり、作業時間を70%短縮することが出来ました。
私には装置を設計する能力も無ければ、部品を加工する能力もありません。しかし、実際に作業する際、どうすれば効率よく良品のみを生産することが可能になるのか、考えることは出来ました。
そこで考えた案を精一杯先輩社員に伝え、全員が納得した上で各自の役割を果たし、満足のいく装置が完成した時には、仲間と行うものづくりの愉しさを改めて実感しました。
同時に、一人では絶対に仕事を完成させることはできないことを学び、非常に印象に残っています。
 

先輩社員
の声

2015入社  
第一製造部 生産管理課

須藤 健祐

「意外に生活に密接なこの業界
だからこそ楽しさは無限大!」

普段生活する上で手にするスマートフォンや筆記用具。
実はそのほとんどがプラスチックで出来ているんです。
あなたがプラスチックを手にしない日は絶対無いほど、
生活に深く浸透しています。
生活に密接に関係している物を造る仕事は、自分達の
生活を豊かにしてくれる実感が湧きやすいので
楽しさは無限大に広がります!

「やるからにはこだわりを持つ。
そのこだわりが必ず感動を生む!」

あなたがお客様の立場なら、”最高の製品”を納品してもらいたいはず。
もし妥協したり、中途半端な気持ちで仕事をすると
製品にも伝わり、お客様にも伝わってしまいます。
しかし!その逆も然り。
精魂込めて造った物は、お客様に感動を与え
その感動を知った自分自身にも感動をもたらしてくれるでしょう。

「技術云々は後から付いてくる。
5S、時間の使い方等周りを
まず固めないと成長できない。」

私も若いころは勘違いしてましたが、技術を覚えようと意識しすぎると
何故かうまく吸収できません。覚えるにあたっての基礎の地盤が出来ていないからです。
掃除、整頓、前段取り等の時間の使い方、、、これらの地盤の上に技術は乗っています。
今の自分を客観的に正直に見極められるかが成長になると感じます。

先輩社員
の声

2013入社  
第一製造部 品質管理課

大塚 淳

金沢化成を選んだ理由

金沢化成の評判は以前から聞いていました。製造業が厳しい状況の中でも好調と聞いている「金沢化成」とは一体どんな企業なのか、知りたいと思ったのがきっかけでした。
以前はプラスチック成形関連で働いていたので、この業界のおかれている状況も多少なりとも知っており好調といわれる所以を知りたいと思っていました。
求人へ応募し、採用があることを知り、前職場の先輩と話をしたところ、 「あそこはいい会社だから、絶対行った方が良い」と躊躇無く言ってくれ、ますます興味がわいたことを覚えています。
入社後実感した金沢化成パワーの源は、社長の「品質」に対する熱い「想い」でした。そしてそれが従業員へと伝播し、製品一つ一つに乗り移っていることを実感しています。
『私たちが作っているのは「製品」ではなく、「作品」なのである。』
金沢社長が、いつも私たち従業員へお話ししてくださる言葉です。
この言葉に、全てが詰まっている気がします。

業務内容

現在、品質保証課に在籍しています。
品質保証課の主な業務は、製造工程の整備、製品の測定、製品の選別、お客様対応など様々で、よりよい製品を生み出すため、あらゆる「品質」に向き合っていくのが品質保証課です。
品質保証課の業務遂行に必要な要素は「対話力」だと感じています。
製造工程の整備では、製造に携わる人との対話。製品の測定・選別では、製品ひとつひとつと向き合う対話。そして、何より大切なのが、お客様との対話です。
様々な対話の中から情報を収集し、会社全体として品質の維持・向上を目指し、それを牽引していくことが品質保証課の使命(業務)であると、実務を通して学びました。
そのために必要不可欠な「対話力」を向上させていくことが、永続的なテーマであると認識しています。

印象的だった仕事

お客様の当社工場見学へ同行していたときの話です。製造現場での仕事を経験してきた私にとって、製品に直接携わり、製品を生み出すことが出来る「現場」から、品質保証という間接部門の仕事へ移ったことで、当時は葛藤を抱えていました。
製造現場で仕事をすると、製品に直接触れることが出来るため、「ものづくり」に携わっていることが体感的に捉えることが出来、製品製造に貢献できた実感を得ることが出来ていました。それに対し、品質保証・品質管理での仕事は、出来上がった製品を測定し、製品を選別し、時には不適合の判定をしたり、その行為は、会社にとっても、自分にとっても、ネガティブなものであると考えていたのです。

そんな想いを抱きつつ、お客様に当社工場を見ていただく工場見学へ同行していたところ、測定機の説明をしている中で、I次長がこんなことをお話しされました。
「生産をしていく中で、“品質”は直接利益を生むわけではありません。でも、お客様の“信頼”を生み出してくれるんです。」自分の仕事が生み出すもの、製造業での自分の価値を見定められていなかった私は、心を揺さぶられました。
今でも、この言葉を誇りに、日々業務に取り組んでいます。

仕事をする上での自分ルール

お客様には、誠意を持って「本気」で向き合うこと、です。
仕事柄、お客様とお会いする機会は多くあります。
しかも、その「機会」は、不具合が出てしまったときが多いのです。
不具合の対応でお客様とお会いする時は、ネガティブな空気に支配されがちです。
そんな時こそ、誠意を持って、お客様のことを本気で考え、全力で取り組むことでその気持ちは必ずお客様に伝わり、より良い解決へ導いてくれるものと考えます。そしてそんな困難な状況を乗り越えた先には、お客様と更に強いつながりを持つことが出来るものと信じています。
品質は、金沢化成だけのものではありません。「お客様」あっての品質であり、お客様に満足していただいてこそ金沢化成の「品質」であると心に刻み、これからも業務に取り組んでいきます。

先輩社員
の声